数学科教育法は数学の教員免許を取得するための必修科目で、2年次配当のAとBでは、中・高の教科内容をより高い視点から見直し、数学に対するより深い理解につなげます。グループ討論の成果を発表するなど学生参加型の授業で、数学の学習や教育にPCを利用する実習も多数行います。面白い題材、ICT機器活用法が学べるので、教員をめざさない人にもお薦めです。一方、3年次配当のⅠとⅡでは、教授方法などの理論を学んだ後、各人が模擬授業を実施して相互批評を行い、授業力の向上に努めます。
英語に興味をもっている学生が、英文を読む時、知らない単語よりも難解な文法に遭遇した時のほうが読み進めることが困難であることに気づき、英文の複雑な文法を分解し、わかりやすく図示してくれるアプリを作りました。また、コスメ・美容の総合サイトをよく利用する学生が、万人共通の商品推薦方式に不満を感じ、口コミを解析し、利用者個々人に合う商品を薦めてくれるアプリを作りました。身の周りから課題を見つけ・解決し、問題発見と問題解決の能力を養います。同時に、自然言語処理技術を活かしたAIアプリの開発を重ね、誰もが存分に享受できる超スマート社会の実現を支えます。