龍谷大学

理工学部・理工学研究科

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学部/研究科紹介

理工学部の理念

理工学部の理念

理工学部は、日本の仏教系大学では初めての自然科学系学部で、情報化と国際化が著しい現代において、科学と人間の調和を最も重視し、技術の高度化のみならず精神文化の豊かさに対し貢献できる科学技術者の育成を教学の理念としています。

20世紀において科学技術は大きな発展を遂げ、われわれの生活に多大の貢献をしてきましたが、同時に環境に対して大きな負荷を与え、また精神文化や倫理にも少なからず影響を与えてきました。特に、科学技術に携わる人材の倫理観の欠如は、大きな社会的問題を引き起こしています。本学設立の基礎である仏教の思想と高い倫理性を基礎におき、最新の科学技術の高度な専門知識を備え、21世紀の社会に大いに貢献できる有為な人材を育てることこそ本学理工学部に与えられた使命であり、存在価値であります。

自然を学ぶことから出発した理学と、人間生活の向上に資することを目的とした工学とは引き離すことのできない自然科学の2大分野であり、共に急速に発展しています。これら最新の理学と工学を融合させることにより、新しい視点に立った学問の道を開き、若い世代に教育していくことによって、時代の要請に適い先端技術の発展に寄与し得る人材を育成することを理工学部の目標としています。このため、基礎から応用までバランスがとれ、科学全体を総合した教育課程を構成しています。

理工学部の教育・人材養成目的

本学の設立基盤である仏教の思想と高い倫理性を基礎におき、科学と人間の調和を重視し、技術の高度化のみならず精神文化の豊かさに対し貢献できる科学技術者の養成を目的とする。

ディプロマポリシー(学位授与の方針)と学位授与の認定方法

教育・人材養成目的に基づき、

  1. 仏教の思想と高い倫理性
  2. 幅広い教養
  3. 国際化に対応できる語学力
  4. 科学技術の進歩に対応できる基礎から応用にいたる専門の技術・知識

をそれぞれ身につけた学生に学位を授与する。 学位授与認定は、特別研究論文(卒業論文)の審査の合格を含む、卒業に必要な所定の単位を修得した学生に対し、学位を与え、課程修了を認定する。

カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)授与の認定方法

自然科学の二大分野である理学と工学を融合させた理工学部では上記の教育・人材養成目的を達成するため、低学年次(1、2年)で教養教育と専門基礎科目を学修し、その後より専門性の高い応用科目を配置しながら特別研究で専門知識を使った実践教育を行い、基礎科目と応用科目を系統的・段階的にバランス良く配置する。

  1. 仏教の思想と高い倫理性を養うための科目「仏教の思想」を全ての学生を対象に設置する。
  2. 視野の広い技術者となるために必要な幅広い教養を身につけるため、教養教育科目を人文社会系学部と共同で開講する。
  3. 国際化に対応できる語学力を身につけるため、読む・書く・聞く・話すことを基礎とする英語科目を1年次から連続して開講し、その後、理工学部専任教員による科目においてより専門的かつ実践的な英語教育を展開する。
  4. 専門科目を1年次から配置して、基礎から応用への体系的なカリキュラム体制とする。専門基礎科目においては、講義科目と演習を組み合わせ、知識を確実に身につけさせる。加えて、外部講師による最先端の科学に関する講義科目や、「学外実習」等の企業現場や実地研修を行うインターンシップ型科目を専門の講義科目と併せて行うことで、科学技術の進歩に対応できる人材の養成を行う。

アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)方法

本学の建学の精神を理解しようとする意欲、ならびに知的好奇心や自然科学への関心を持ち、理工学の専門科目の履修に必要な基礎学力(特に数学、理科、英語)を身につけた入学者を受け入れる。

大学院理工学研究科

本学の大学院理工学研究科は1993年に修士課程が開設され、二年後に博士後期課程を設置し、1998年3月には第一期の博士課程修了者を送り出しました。理工学部の開設(1989年)から9年間で大学院博士課程までの一貫した体制が完成をみたことになります。御承知のように本学理工学部は大学創立 350周年記念事業の一環として、滋賀県・大津市の誘致を受けて瀬田の地に開設されました。私達は、科学と人間の調和を重視し、時代と社会の要請に応え、社会の必要とする人材を育成することを学部の目標としてきました。その目標を実現するため、特色ある6学科(数理情報学、電子情報学、機械システム工学、物質化学、情報メディア学、環境ソリューション工学)を編成し、教育面、カリキュラム構成面でも種々の先進的取り組みを進めてきています。理工学研究科はこのような学部の理念・目標を引き継ぎ、それらをさらに発展させ、人間性豊かでグローバルな視野を持ちチャレンジ精神旺盛で高度な技術者・研究者の養成を目指しています。

大学院の課程では、「高度な専門知識の修得」を基礎に、「創造する方法」、「課題を発見し解決する方法」を体験的に学び、自らを高度な技術者・研究者に転化させるのです。この転化を成功裏に達成するには、院生諸君が目標を高く掲げ、それに向かって最善の努力を惜しまない積極性、自律性が必要です。また、このような大学院は、知識・知恵や方法・技法の伝達の場であるだけではなく、自ら創造的、先端的研究の場でもあることが大切です。本理工学研究科においては、恵まれた設備環境の下、各教員が多くの場合院生諸君とも協同し、活発な研究活動を進め、国際的にも高い評価を得てきています。産業界や官界との共同研究や委託研究にも積極的に取り組んでいます。

21世紀を迎えた今、社会の各方面で「科学技術」と人間・社会との関わりのあり方が様々に議論されています。20世紀において科学技術が長足の進歩をとげ、多くの人々の生活がその恩恵に浴してきたことは明らかです。しかし、現在、科学技術の展開が光の部分のみならず、影の部分を持っていること、解決すべき、より複雑で規模の大きな問題が山積していることも明らかになっています。そこでは、科学技術に携わる人間の役割の大きさと、責任の重大さが明らかにされています。本学の「建学の精神」を体した理工学研究科の理念・目標の意味はますます大きくなってくると思います。21世紀は科学技術への単純な信仰から脱却し、科学技術のあり方が根本から問われる世紀となるでしょう。人類の生存と社会の持続的発展が地球規模で問題とされ、その問題解決の方向性を人類の叡智を集めてさぐってゆくことになります。ここにおいて大学の、特に理工学部・理工学研究科の果たす役割は重大です。学部・大学院のパワーを量的にも質的にも高め、地球的課題に立ち向かえる理工学研究科を作り上げることが求められています。

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