先端理工学部各課程の講義・演習・実験・実習等を通して培っている知識を背景として、学外の公的機関や企業の研究所・事業所・工場などの現場における実務を体験し、研究・開発・生産・行政などの現場の雰囲気を味わい、将来の学修に役立てることを目的とします。具体的には下記のような目的を提示しています。
技術や知識の習得だけに執着せず、受入機関の組織を観察し、その中で働くということは何かなど、広く社会を見つめ直し、組織と人間の関係について考える。
日頃の友達との関係(横社会)ではなく、実社会の中で指導して下さる先輩や上司との関係(縦社会)をよりよく保つための挨拶や言葉遣い、礼儀作法などを学ぶ。
自分の言動が、受入機関、社会一般や環境にどのように影響を及ぼすのかを考え、社会人としてあるべき姿を認識し、社会で生きる上での常識を身につける。
日頃、大学で学んでいる知識や技術が実社会において、どのような場でどのように活用・応用されているかを考える。
最先端技術等に触れることによって、社会で働く上で自分に不足しているものは何かを見つけ、その知識や技術を身に付ける努力をする。
学外実習での経験を通じて、自分は何のために働いていくのか、これからどのような職業に就きたいのか、そのために何をしたらよいのかなど、将来、自分が進むべき道を考えてみる。
理工インターンシップは、「理工インターンシップ(学外実習)Ⅰ」と「理工インターンシップ(学外実習)Ⅱ」の2種類があります。活動時間により取得単位が異なるとともに、選べるインターンシップの種類が異なります。
科目名 | 単位 | 活動時間 |
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理工インターンシップ(学外実習)Ⅰ | 1 | 実働30時間以上60時間未満 ※自己応募型インターンシップのみ |
理工インターンシップ(学外実習)Ⅱ | 2 | 実働60時間以上 |
理工インターンシップは下記の①~④があります。
※いずれの場合も単位認定には、事前に「理工インターンシップ」への申込、事前学習の参加、実習への参加、報告書の提出、報告会への参加が必要です。
理工インターンシップの活動に賛同いただいている機関へ、夏期休暇期間(8月初旬~9月初旬)を利用し、60時間以上の実習を行います。
企業の受入希望課程、学生の希望、また通勤時間などを考慮して、各課程の委員(担当教員)が実習先企業を決定します。実習終了後には、実習報告書を提出します。
インターンシップ検索サイトや企業の募集サイトなどから、自分で探した企業へ、R-GAP期間(3年次の6月初旬~9月中旬)を利用し実習に参加します。業種は問いません。実習終了後には、実習報告書を提出します。
単位が認定されるには、必ず就業体験を伴い、手当(アルバイト料)が発生しないなどの条件があり、理工インターンシップ運営委員会で承認を受ける必要があります。また実働時間によって単位が異なります。
※1社につき実働30時間以上、かつ5日以上の実習が必要。
一般企業から官公庁、非営利団体など、幅広い分野の実習先があります。参加するためには、別途、大学コンソーシアム京都に出願手続を行い、選考に合格する必要があります。
詳細は下記サイトを確認してください。
「電気回路の製作」「FPGA設計(LSIの論理回路設計)」の2つのコースがあり、夏期休暇期間
(8月下旬~9月初旬)に外部講師による実習を大学で行います。
詳細は電子情報課程の委員(担当教員)にご確認ください。
1回目 4月2日(水) 2回目 4月10日(木) |
第1回オリエンテーション(2回に分けて実施)※同内容 |
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4月12日(土) | 大学コンソーシアム京都産学連携教育プログラム 全体説明会・相談会(全コース対象) オンラインで実施 https://consortiumkyoto-internship.jp/ |
4月18日(日) | 理工インターンシップ申込(Microsoft Forms)回答〆切 |
4/11(金)~5/9(金)出願 5/16(金)・5/17(土)面接 |
大学コンソーシアム京都産学連携教育プログラム 出願・面接 ※サイトを要確認 |
5月13日(火) | 辞退〆切 |
6月21日(土) |
第2回オリエンテーション ビジネスマナー講習会 |
6月23日(月) | 「実習生カード」提出締切り ※学外実習対象 |
7月上旬 | 「理工インターンシップ」実習先へ電話連絡(挨拶・内容確認等) |
6月5日(木)~9月18日(木) | 自己応募型インターンシップ実習可能期間 |
8月7日(木)~9月8日(月) | 各インターンシップ実習期間 |
実習終了後 | 実習先へのお礼状送付 |
9月12日(金) | 理工インターンシップ報告会・交流会実施予定 |
上記は現時点での日程案です。具体的な日時やスケジュール等は変更する場合があるため、ポータルサイト・掲示板等を必ず確認してください。
過去の実施状況に関する参考資料として、総括集を作成しています。先輩達の体験談やアンケート集計結果等を記載していますので、参考にしてください。
※2021年、2022年は感染症拡大のため中止
問い合わせ・相談は、先端理工学部教務課または理工インターンシップ運営委員までメールでご連絡ください。
Mail:gakugaijs@ad.ryukoku.ac.jp
譽田 登:委員長・機械工学・ロボティクス課程教授
山岸 義和:数理・情報科学課程准教授
藤田 和弘:知能情報メディア課程教授
宮戸 祐治:電子情報通信課程准教授
青井 芳史:応用化学課程教授
浅野 昌弘:環境生態工学課程講師