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Faculty of Advanced Science and Technology

先端理工学部

応用化学課程

  • 自然やモノづくりを理解し、化学的な問題や課題に対して応用化学の立場から持続可能な社会を築くことができる人材を育成します。

    講義紹介

    応用化学課程 「研究デザイン演習」

    河内 岳大 教授

    河内 岳大 教授

    [専門分野]
    高分子合成・機能性高分子・分子集積化材料

    学会の動向調査やディスカッションをとおして「研究をデザインする」能力を身につける

    応用化学課程教員の各研究室で、10名以下の少人数で実施する演習科目です。講義や学生実験で学修してきた応用化学・物質科学の基礎知識が、実際の研究活動でどのように活用できるのかを学び、卒業論文につながる研究テーマを自らが「デザインする」ことで、総合的な科学的思考法の修得をめざします。最先端の化学分野の動向を調査して課題を見つけ出す。そして、課題を解決するための研究を計画し、その妥当性を判断する。この一連の「研究をデザインする」能力は、一朝一夕に身につくものではありません。しかし、本演習で芽吹く科学的思考にもとづく課題設定・解決能力は、大学を卒業して社会に出たときに、あらゆる場面で必要とされるものです。就職先でも即戦力として重宝されるでしょう。本演習に続く4年生での卒業研究や大学院での研究活動を通じて、この能力をさらに磨き、社会で大いに活躍してほしいと願います。

    学会の動向調査やディスカッションをとおして「研究をデザインする」能力を身につける


    Laboratories 研究室紹介

    応用化学課程 青井 芳史 研究室

    本道 由菜さん

    無機化学と有機化学の知識を応用し社会に役立つ機能性薄膜材料を創製

    本道 由菜さん

    理工学部 物質化学科4年生(滋賀県立石山高等学校 出身)

    青井研究室の仲間と鼓舞し合いながら、機能性無機薄膜材料について研究する充実した日々を送っています。私の卒業論文のテーマは、「パルスレーザー堆積法によるアモルファス炭素薄膜の作製と電解酸化を用いた表面修飾」です。研究中に薄膜の作製装置が故障するトラブルが起きたものの、その経験を通じて、優先事項を冷静に考え計画を立てる柔軟な思考力が鍛えられました。研究活動には困難が伴いますが、これまでに学んできた知識が新しい発見に結びついたときは、喜びとともに自分の成長を実感できます。

    [その他の研究室テーマ]

    • ナノ複合酸化物の合成と放電プラズマ焼結に関する研究
    • エネルギーや環境問題の解決をめざした材料研究
    • ペプチド集合体をキャリアとする細胞内薬物送達システムの開発
    • 脂質二分子膜内でのクロロフィル色素の組織化に関する研究
    • ジアリールエテンの分子構造とその結晶が示す光応答挙動の研究
    • 奈良絵本に使用された銅系顔料およびそれらの関連化合物の科学分析

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