山本 哲男 准教授
[専門分野]
ソフトウエア工学
コラボレーション演習室は、大型スクリーンや可動式の机を備えた大教室です。プログラミングや CG/VR 演習、ネットワーク演習など、さまざまな演習にチームで取り組むなかで高度な情報処理能力、現代社会の課題にアプローチする姿勢が身につきます。
「コラボレーション演習室」は、大型スクリーンや可動式の机を備えた大教室です。プログラミングや CG/VR 演習、ネットワーク演習などを通じてさまざまな情報処理スキルを修得します。大教室のキャパシティを活かした 100 人規模の演習やグループワークが可能で、学生同士で協働しながら学べる点も大きな特徴です。また演習室は授業外でも利用できるので、学生には自主学修への活用を推奨しています。
高度な情報通信技術を備えた人材への需要は依然として高く、デジタル技術を扱える人・扱えない人との格差はさらに広がっていくでしょう。こうしたデジタル格差は、社会における不公平、国際競争力の低下など、社会課題を連鎖的に引き起こしかねません。より多くのデジタル人材の創出は、格差の縮小やデジタル技術の普及、より良い社会の実現につながると考えます。演習室を授業外でも開放しているのは、社会に寄与するデジタル人材の素養を培ってほしいとの願いからです。
「コラボレーション演習室」は、龍谷大学でも指折りの学びの場です。プログラミングやCG/VR を活用したスキルは、一朝一夕では身につかない高度なスキルであり、これらの修得は社会で活躍するうえでの大きな強みとなります。演習やグループワークを通じて、社会で必須となるコミュニケーション力や課題解決力も養われます。何より、授業以外でも自由に利用できるのは最大のメリットです。積極的に活用することでより充実した研究活動となり、みなさんの学びや視野も広がるはずです。大学生活は、社会に出るまでの準備期間でもあります。ぜひとも「コラボレーション演習室」を学修に役立て、有意義な 4 年間にしてください。
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森川 泰輔さん
先端理工学部 知能情報メディア課程 4年生(京都市立京都工学院高等学校 出身)
音声認識や医療など、あらゆる形で社会に貢献できる音響工学に魅力を感じ、音声・音響信号処理を専門とする片岡研究室を選びました。音の波形や周波数スペクトルの解析、音響信号のフィルタリングなど幅広く学ぶなかで、わからないことはすぐに自分で調べる習慣、論理的思考力が身につきました。先輩が作成したソースコードをもとに、自分の理想とするプログラムを実行できたときの喜びは、今も忘れられません。研究活動で培った学びを糧に、卒業研究では「機械学習を用いたマルチチャンネルでの音源強調」について探究します。