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Faculty of Advanced Science and Technology

先端理工学部

環境生態工学課程Ecology and Environmental Engineering Course

生態学に立脚した自然への理解と環境工学的な課題解決アプローチを学修し、 環境問題に対して創造的に課題解決法を提案できる人材を育成する。

講義|環境実習ⅢA
担当: 丸山 敦 准教授

川や湖、野山の生物の観察・測定の方法を学ぶ。

「生態学」では、魚や虫、樹木などを野外で調査し、その情報を活用するための分析手法が重要です。3年生向けのこの科目では、琵琶湖に繰りだして、現場の水や生物を採取することから始まり、「環境DNA分析」や「安定同位体分析」など最先端かつ高度な分析技術を取り入れ、得られた結果を統計学的に解析するところまで行っていきます。ここで学んだ環境分析技術や自然観察眼は、環境と生物の関係を理解するうえで大きな力となります。

研究|水質システム工学研究室
担当: 岸本 直之 教授

水質をデザインする。工学的な視点で環境インフラを支えます。

自然界の生物たちや都市に住む私たちは、自然のなかや社会のなかを循環する水を利用することによって命をつないでいます。もし、水が汚染されてしまったら、また、十分な水資源が得られなかったら、現在の私たちの生活も成り立ちません。当研究室では、自然・社会環境の基盤(インフラ)となる「水」やそこに生息する「生物」について、その成因を科学的に解析するとともに、水の再生利用技術や水質浄化技術の開発などを通じて、適切な水循環システムの創造に取り組んでいます。

主な卒業論文テーマ
  • 水源における極小マイクロプラスチック
  • 大津市堅田と瀬田丘陵における微小粒子状物質PM2.5成分の比較
  • 地下水中のヒ素(Ⅲ)の簡易処理技術の開発
  • 電解浮上分離法を用いた界面活性剤の除去
  • ミヤコザサによる林床の被覆がトウヒの水分生理に与える影響
  • ため池の護岸形態及び水際環境が魚介類に与える影響
  • フィルター濾過時の濾過圧によるDNA収量への影響について
  • 小型UAVで撮影した空撮画像を用いた台風被害調査

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