物質の分離・精製ならびにそれらの同定・定量や物質固有の性質の評価は、機器を用いた方法で行われることが多くなってきています。本実験では、研究や開発を行うために欠かすことのできない基本的な機器分析の手法について、それらの測定原理と応用について理解し、実際に機器装置を用いた測定を行います。また、得られた測定データの処理と解析方法について学び、特別研究を実行できる基礎力を養います。
超高齢化社会を迎えるにあたり、私たちの生活の質(QOL)の維持・増進が重要な課題となっています。富﨑研究室では、生体分子であるペプチドを自由自在にデザイン・化学合成し、そうして獲得したペプチドを用いて、①人工骨あるいはインプラント材料であるセラミックスとの複合化、②標的となる細胞や組織に遺伝子や薬物を送達するためのドラッグデリバリーシステム開発について、世界に伍して研究を行っています。