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Faculty of Advanced Science and Technology

先端理工学部

学外実習先:株式会社日吉自分の分析・測定技術の「深化」と自身の「進化」を実感

命にも繋がっていた研究で取り組む分析・測定

私は応用化学課程で有機物について研究し、将来は化学分野で活躍したいと考えています。ただ、卒業後は大学院への進学か、就職か、迷っていたことから、理工インターンシップに参加することにしました。実際の社会や企業の様子、仕事を体験すれば、明確な答えに辿り着けるのではと考えたからです。受入企業の株式会社日吉は、分析・測定を軸に、施設管理や環境保全など多岐にわたる事業を展開しています。10日間の実習で、すべての事業を体験させていただきました。分析・測定すれば完了ではなく、結果を基に課題解決や新たな提案をおこなっていること、上下水施設の水質検査をはじめ大半の分析・測定が法に準じ、環境はもちろん、人の命も守っていることを学び、学修との関連性や研究の重要性も認識できました。また、社員の方々を見て、責任感と緊張感を持って仕事に取り組むことが、企業や社会、そして自分への信用に不可欠だと知ることができたこともよかったです。

評価されて嬉しかった日頃の学びと心がけ

様々な事業を体験するなかで、とくに印象に残った実習は、有機分析に携わる部署で取り組んだ食品の分析です。市販の栄養補助食品の成分のうち、食塩相当量が表示通りなのかを調べました。操作経験のない「原子吸光測定機」という機器を用いましたが、サンプルの採取や検査溶液の使い方などは普段の研究でおこなっているので、スムーズに分析・測定作業ができました。その結果、私の食塩相当量の測定値が表示とほぼ同量に。大学の研究で常に意識している丁寧な作業と分析手法を「プロセスの一つひとつが緻密で精度が高い」と部署の方から評価をいただいたことが大変嬉しく、与えられた実習以外の食品分析にも関わりを持たせてもらったことが自信になりました。

R-Gapをフル活用。「忙しい」は幸せなこと

卒業後の進路については、この実習を通じて、大学での学修・研究を活かし、早く企業や社会に貢献したいとの思いがわき上がってきたことから、就職することを決めました。理工インターンシップに参加し、自分の軸や方向性を見定めることができてよかったです。また、私はR-Gapの期間中、「プロジェクトリサーチ」にも参加。「温泉及び河川の水質調査と温泉成分に基づいた入浴剤の制作」をテーマに調査・研究に取り組んだので、夏休みを合わせた約3カ月間、ほぼ毎日何かの作業に追われていました。ただ、日常生活やアルバイトでも感じているのですが、暇な時間を持て余すよりも忙しい方が幸せです。分析・測定の一段と深い知見やタスク管理能力が身についたうえに、社会人としての在り方も勉強でき、自分でも成長を感じることができました。R-Gapという、この恵まれた期間を使わない手はありません。多忙だからこそ毎日が充実し、成長できる3カ月間を後輩たちにもぜひ過ごしてほしいです。


プロフィール 塚本 優月

塚本 優月

先端理工学部 応用化学課程

滋賀・県立米原高等学校出身

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