- 教員氏名
- 吉田 賢史(よしだ さとし) 講師
- 学位
- 博士(工学)
- 学歴
- 東北大・院・工学
- 専門分野
- 電波工学・無線通信工学
- 研究課題(長期)
- マイクロ波・ミリ波帯の電波を活用する社会実装可能な事例の開拓
- 研究課題(短期)
- 次世代スマホ内蔵用60GHz帯ビームフォーミングアンテナセットの研究開発,マイクロ波によるワイヤレス給電と共存共栄可能なデータ通信システムの研究開発
電波は目で見ることはできませんが,今まさに皆さんの目の前にも色々な電波が飛び交っています.電波の存在が発見されて今日に至るまで,電波は情報通信に応用され,地球の裏側にいる人とも瞬時にコミュニケーションがとれるようになりました.皆さんがよく使っているスマートフォンも,電波を使って通信をしています.他にも各家庭によくある電子レンジも,電波を使って食品を加熱しています.特に近年では,新しい電波の応用例として,電波の電力伝送への応用について世界中で熾烈な研究競争が始まっています.このように,電波を使った技術により,我々の日常生活は快適で,利便性の高いレベルに進化してきました.電波を使う技術は,従来の電線(ワイヤ)を使わないで良くなるので「ワイヤレス技術」と呼ばれています.吉田研究室では,ワイヤレス技術を活用するシステムのうち,主にハードウェアよりの研究を行っています.