- 教員氏名
- 芝 公仁(しば まさひと) 助教
- 学位
- 博士(工学)
- 学歴
- 立命館大・院・理工
- 専門分野
- 計算機科学
- 研究課題(長期)
- システムソフトウェア・オペレーティングシステムの構成法
- 研究課題(短期)
- 並列分散処理,仮想化技術,セキュリティ
オペレーティングシステムやミドルウェアなど、情報システムの基盤となるシステムソフトウェアについて研究を行っています。
複数の計算機がネットワークで接続された環境では、各々の計算機を適切に協調させることで、計算機資源を効率的に利用することが可能となります。これを実現できる位置透過な資源管理を行うオペレーティングシステムの構築を行っています。
仮想化技術を用いると、ひとつの計算機上に複数の計算機を仮想的に実現することができます。このような仮想計算機を活用し、様々な情報システムを柔軟に運用する手法や、仮想化による効率低下を防いで効率的な計算機資源の利用を実現する手法について研究しています。
様々な情報を取得するセンサや音声・映像を出力するデバイスを、計算機を中心としたネットワークで接続し利用することが可能になってきています。このような環境を積極的に活用するために、空間などの実世界の情報を考慮した資源管理を実現します。
複数の機器を協調させ高度な機能を実現するためには、機器間での通信が重要になります。単純なクライアント・サーバ型の通信だけでなくP2P型の通信を用い、より柔軟に環境の変化に適応することが可能な通信方式について研究しています。