- 教員氏名
- 植村 渉(うえむら わたる) 准教授
- 学位
- 博士(工学)
- 学歴
- 大阪市立大・院・工
- 専門分野
- 情報通信工学、人工知能
- 研究課題(長期)
- 可視光通信の応用、自律移動ロボットの制御
- 研究課題(短期)
- 多重化無線通信、RoboCup Logistics League
【可視光無線通信】 一般に無線通信といえば、電波や赤外線を使った通信方法ですが、私たちは光を使った通信方法を研究しています。照明機器の光源がLEDに置き換わっており、簡単に光源を高速で点滅させることができるようになりました。その点滅のパターンを変えることで、情報を送信するのが可視光通信です。従来の無線通信と異なり、通信の状態が目に見えるため、利用者にとってわかりやすい無線通信が実現できます。研究室では、この可視光通信を使った応用例を提案し、その実現のための課題を研究しています。
【自律移動ロボット】 ロボットを使った競技会であるRoboCup 世界大会に、BabyTigers-Rとして毎年参加しています。RoboCup では、競技者はロボットを操作してはいけません。試合が始まったら応援するだけです。起こりえるトラブルを先に想定して、いかに効率よく対処できるプログラムを作るかがポイントです。2015年の世界大会では3位の成績を収めました。