講義で学んだことについて、自分で頭を使い、手を動かして実験することで、「なるほど、そういうことだったのか」と実感することができます。実験Ⅰでは、さまざまな回路を実際に製作して、仕組みや働きを理解します。実験Ⅱでは、半導体などの素子の特性や働きを体感し、学びます。また、少人数で行う実験テーマのなかから選択して実験を行います。このようにして基礎的な内容を学びながら、課題解決手法を身につけ、卒業研究・大学院での最先端の研究につなげていきます。
植村研究室は、自律移動ロボットの世界大会であるRoboCupに毎年出場しています。工場のオートメーション化をテーマにした競技の運営も行っており、人工知能とロボットの研究・開発をとおして、実用化をめざしています。ドイツの大学と学生交換協定を結んでいるため、大学院生の行き来もあり、世界とつながる研究室です。また、2020年は政府主催の国際ロボット大会「World Robot Summit」が予定されており、その運営にも関わっています。