私たちのチームがプロジェクトリサーチで挑んだことは、水車による電力発電です。動機は、これまで学んできた機械力学、材料力学、流体工学といった専門科目がどれくらい身についているのか実践的に試したかったこと、チーム全員モノづくりが好きで、何らかの機械を作ってみたいと思っていたからです。とはいえ、単にモノを作るだけではプロジェクトリサーチの意味がないとメンバーで議論しました。その結果、災害や緊急時を想定して水力により発電する水車を木材で作ることを考案し、農水路で実験をおこなうことを計画。アドバイザー教員に主旨を提案・相談しやすいよう、企画書を工夫しました。先生からは木材での作成は時間的に厳しいため、水の落差を利用する上掛け水車が実験に適しているのでは、と企画書に沿ってわかりやすくアドバイスいただき、プランを練り直して精度を高めることができました。