「自分の好きなことにチャレンジできる」、これがプロジェクトリサーチに参加した理由です。①専攻する3Dのスキルや知識を活用でき、②龍谷大学の役に立ち、③多くの人に見てもらえる、この3点からテーマを考え、瀬田キャンパスを3D化することに決めました。初めは校舎を一棟一棟、CGで制作しようと考えていましたが、私のプロジェクトリサーチのアドバイザー教員(知能情報メディア課程)から「時間がかかり過ぎるので、3Dスキャンを活用してはどうか」とアドバイスを受けました。私には3Dスキャンという発想はなかったので、すぐにスマホのカメラなどを使って身近なもののスキャニングと生成にトライしました。さらにドローンで瀬田キャンパスの樹心館を空撮し、「STEAMコモンズ」の3Dプリンターで立体化したり、PC上でモデルを生成したりした後、本格的な作業に移りました。先生のアドバイスで内容が深化したことはもちろん、このフィジビリティスタディ(プロジェクトなどが実現可能か事前に調査・検討)によって、プロジェクトを円滑に進めることができたと思います。