生活の利便性を向上させる機械を設計したいと考えていた私にとって、龍谷大学は学ぶ内容も環境も理想的でした。まず、機械設計に欠かせないCADのスキルを身につけられる授業が設定されていたこと。1年を4つの学期に区切るクォーター制により短期集中型で密度を濃く学べること。そして、3年次の第2クォーターに自主的活動が可能なR-Gapが設けられていることです。私はいち早く社会や仕事について知りたかったので、R-Gapの3つのプログラムの中から「理工インターンシップ」を選択。受入企業の中から工作機器や熱交換器などを設計・製造・販売する山科精器株式会社(滋賀県栗東市)に決めました。機械設計の最先端技術に触れられることはもちろん、オーダーメイドで機械を製造する山科精器の独自性に惹かれたことが実習先として選んだ理由です。
