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Faculty of Advanced Science and Technology

先端理工学部

自ら話す、自ら動くを徹底
グローバル人材に必須のスキルを獲得

将来の糧になる留学を

中学、高校と、ホームステイを経験しましたが、旅行気分が抜けていませんでした。そのため、大学では学びのより多い留学にしようと決めていました。入学後は就活や将来に備えてインターンシップにも参加したいと考えていたところ、「グローバル人材育成プログラム」を知りました。自分の希望を共に実現できるのではないかと思い、すぐに応募しました。
プログラムに参加するにあたっては二つの目標を掲げました。一つはスピーキング能力の向上、もう一つは普段の学修・研究やアルバイトでも「指示待ち人間になるな」をモットーにしているので、能動的に動くこと。これらを胸に渡米しました。

臆せず主張したことで実践的な英語力をマスター

現地の実習先企業は、セスナ機のメンテナンスファクトリーを選びました。私は機械工学を専攻しているので、今後の研究や将来に繋がるのではと考えたからです。
実務研修の内容は、機体のパネルの取り外し、タイヤ交換、エンジンの点火プラグの洗浄といった軽作業が中心でしたが、普段なかなか飛行機に触れる機会はないので、楽しく取り組むことができました。一方で、どんな些細な作業でも完了後は上司が綿密にチェックし、命を預かる仕事の緊張感と責任感を味わうことができたことも貴重な体験でした。
研修中は、わからないことは確認する、作業が終われば指示を待たず、次にできることを聞く、自分はこれもできるとアピールすることを心がけました。多様な人種の方が働いており、発音も様々なので、聞き取りにくいときは躊躇せず「Pardon?」「Slowly」とお願いし、伝えるときは構文にこだわらず、単語のみを使うこともありました。積極的な姿勢を示すことで任されることが増え、コミュニケーションもスムーズに。渡米前に掲げた目標の達成を実感しました。

Empower yourself!〜この経験が就活、将来への自信に

ホームステイではフィリピンにルーツを持つご夫婦にお世話になりました。朝起きて仕事に出かけ、夕方に帰宅し、家族でその日の出来事を語り合う。ファミリーの一人としてアメリカで生活しているような時間を過ごすことでき、素晴らしい思い出となりました。
プログラム全般を通して、強く感じたのは伝えること、すなわち意思表示の大切さです。コミュニケーションにおいて、日本人は相手の思いをくみ取ろうとしますが、海外では主張しなければわかってもらえません。また、アメリカ人、メキシコ人と一括りするのではなく、多様なバックグラウンドやアイデンティティを理解し、接していくことが必要だと思いました。
帰国後は、積極的にグローバルラウンジでネイティブと会話したり、TOEICの勉強をしたり、英語の習慣化とスキルアップに努めています。将来は自動車業界でグローバルに活躍したいと考えています。このプログラムでの学びと経験は、今後の私の強みになることは間違いありません。


プロフィール 三輪 琉星

三輪 琉星

先端理工学部 機械工学・ロボティクス課程

京都・私立花園高等学校出身

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