私たち3人は、夏休みを有意義に過ごすためにプロジェクトリサーチに参加し、課程の学びを活かした3つのデジタルアート作品を制作しました。作品のうち二つは、私が天体観測のサークルに入っていることから、「星空」をテーマに、鑑賞者がHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着することで、汽車に乗って星が輝く空、宇宙を旅する仮想体験をVR空間の中でできるもの、プロジェクションマッピングでは人の動きを感知するセンサーを利用して星空を散歩するような疑似体験ができるものを制作。もう一つはHoloLens(ホロレンズ)という装置を付けて、空中に文字や絵を描くAR(拡張現実)の作品を作りました。
VR作品は、様々な工程があり、3Dモデルのデザイン、システムや機器が利用者の操作・指令に応じて動作を返す必要があるため、インタラクションのデザイン、3D画像の編集・演出に分かれて作業をおこないました。随時アイデアを交換し、分からないところの勉強を重ねながら「みんなで楽しく進める」ことがこのプロジェクトワークで心がけた点です。