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Faculty of Advanced Science and Technology

先端理工学部

動植物とふれあい、「生物と自然の共生」を実体験

伝えることが大切との言葉に背中を押されて挑戦

子どもの頃から動物が好きで、中学生になると環境課題や発展途上国への貢献に関心を持つようになりました。そのため「生物と自然の共生」という課程のビジョンと環境工学を軸とした幅広い学びに魅力を感じて進学しました。

R-Gapでは海外の環境への取り組みについて知りたいと思い、「グローバル⼈材育成プログラム」に挑戦しました。英語は得意といえるレベルではなかったので、スピーキングのトレーニングに集中するとともにプログラムの担当職員の方に相談すると「発音などを気にするのではなく、自分の思いを伝えることが大切」とアドバイスいただき、アメリカ・カリフォルニアに渡航しました。

理想の実習先で有機農法の土壌をリサーチ

現地での実習先は「アーデンウッド・ヒストリック・ファーム」という政府が管理する公園を選択しました。元々は1850年代の個人の所有地で、広大な敷地内には歴史的建造物、森林や農場などがあり、動物も飼育されています。環境や生態を専攻する私には大きな学びの場になると期待が膨らみました。

実習ではファームの歴史や活動、動植物の生態などについて学びました。植物の水やりや動物のお世話、ファームで開催される体験学習の準備といった仕事はとても面白かったです。その中で、私はファームで行われている有機農法に興味を持ち、スタッフの方に話をしたところ、飼育されているヤギやヒツジなどの糞、倒木を活用した木炭などから作られるコンポストという堆肥を使った土壌のテストを任されることになったのです。コンポストの微生物の確認や採取した農場の土の成分検査は課程での授業や実習で学んだことにつながっていて、大学で日々学修した知識が役に立ちました。

環境の好循環に感動。大学院進学も決意

動物の糞や倒木などが堆肥となり、土壌だけでなく水質も良くなることで農作物が豊かに実り、それらを動物が食べてまた堆肥になるというファームのエコサイクルは、私が課程に惹かれた「生物と自然の共生」を実体験するものになりました。また、ファームに所属する土壌、水質、動植物などの専門家から研究内容を教えていただいたことも収穫です。

英語はファームの方やホストファミリーとの会話を通じて、スピーキング力、リスニング力が向上したと思います。ただ、実験結果ひとつ取っても自分の考えを持たなばければ伝わらないことに気づいたので、今は私自身を掘り下げることにも注力しています。

卒業研究はファームで得た知識と経験も活かし、水処理をテーマに取り組む予定です。卒業後はファームの専門家やホームステイ先で仲良くなった年上の友人が大学院で学び続けている姿に刺激を受けたことから、私も大学院に進学して知識を深め、キレイな水を届けることで発展途上国に貢献するという自分の夢を叶えるために、これからも頑張っていきたいと思っています。


プロフィール 原田 日生

原田 日生

先端理工学部 先端理工学部 環境生態工学課程(※2025年4月より環境科学課程に名称変更)

福岡・私立西南学院高等学校出身

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