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Faculty of Advanced Science and Technology

先端理工学部

学外実習先:ジェイズ・コミュニケーション株式会社私が進む道はエンジニア。
実習で見えた将来の仕事

R-Gapが私を後押し

入学時から「R-Gap」のことは知っていました。早い段階から、海外留学か、プロジェクトリサーチに取り組むつもりでした。一方で、就職活動や将来に向けて、インターンシップで社会経験を積むことが必要ではないかと思いながらも、なかなか行動に移せずにいて。そこで、いっそR-Gapを活用して「理工インターンシップ」に取り組んではどうだろうと考えました。インターンシップ先は、受入企業の事業内容を自分でもリサーチ。ネットワーク分野のトータルソリューションを提供しているジェイズ・コミュニケーション株式会社に決めました。これまでの学修を通じて関心を持っていたネットワークの構築や情報セキュリティについて、リアルな仕組みや対応策を知りたいと思ったことが選択の理由です。

業界・業種を問わずコミュニケーションが重要

インターンシップでは、始めにネットワークの基礎的な知識やスキルについて学修。次に「アクセスポイントを使ってWi-Fiに接続し、インターネットを閲覧する」という課題に取り組みました。まずWi−Fiに接続するためのプロセスを構築していったのですが、何度もエラーが発生。システムを動かすためのコマンドを調べて書き換えたり、どうすれば適切に接続できるか他の実習生と話し合ったりしたことで、課題をクリアすることができました。インターンシップ前は、システムエンジニアは、黙々と作業に打ち込む仕事というイメージを持っていたのですが、この実習課題はもちろん、通常の業務でも社員の方々が活発に議論し、教え学び合う姿を目の当たりにして、どんな仕事もコミュニケーションが大切であることを実感。インターンシップ後は、プログラミングの勉強とともに、コミュニケーション能力の向上にも努めています。

自分と将来のために思い切って社会経験を

実習を通じて、目には見えないネットワークを自らの力で構築した喜びとともに、ネットワークは、電気やガス、水道と同じく、私たちの社会や暮らしに欠かせない「インフラ」であることを再認識したことから、将来はネットワークエンジニアをめざす気持ちが固まりました。より安全で快適なネットワークを構築し、社会に貢献したいと思っています。また、ネットワークを構築する経験を経て、課題を徹底的に追求し、解決のためにコツコツと作業を積み上げていく仕事が自分に向いていると気づいたことも、目標を決める理由になりました。このように、理工インターンシップは、自分自身と将来の仕事を見定めることができる機会だと思います。学生でありながら、社会や企業の中に入っていくには不安もあると思いますが、後輩たちには自分がやってみたい、知りたい仕事にぜひチャレンジしてほしいです。


プロフィール 土井 春奈

土井 春奈

先端理工学部 知能情報メディア課程

京都・私立大谷高等学校出身

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