龍谷大学教育改革支援制度「龍谷GP」採択プログラム 理工系基礎学力の定着を実現する初年次教育 〜初年次学習支援センターによる基礎学力と学習意欲の向上を目指した取組 〜

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概要

「龍谷GP(Good Practice)制度」について

龍谷GP制度は、各学部・研究科等の個性・特色を生かした優れた教育活動の実践や、教育改革・教育改善に向けた意欲的な取組等を大学として選定し、重点的に財政支援をおこない、教育の高度化・活性化を推進することを目的としています。

参考URL:http://www.ryukoku.ac.jp/about/activity/ryukoku_gp/index.html

本取組の概要

理工学部では建学の精神に基づいて、科学と人間の調和を重視し、理学と工学における基礎から応用にいたるまでの広範な教育・研究を通じて技術の高度化に対し貢献できる高い倫理観を持った科学技術者を育成することを目指しています。その一方で、大学全入時代を迎え、大学生の基礎学力・学習意欲の低下が叫ばれる中、本学部でも「基礎学力が弱い」「自己学習が習慣づいていない」「学習に対する目的意識が希薄である」といった学生が増加傾向にあります。理工系教育においては専門領域の学習のための基礎学力の習得が重要ですが、従来からある画一的なリメディアル(補習)教育だけでは、多様化する学生への対応が難しくなっています。本学部学生の履修状況のデータを分析したところ、1年次の理工系基礎科目の成績が低い学生の中から学習困難な学生が出やすいことがわかりました。この問題を解決するため、初年次生一人ひとりに向き合った下記のような総合的な取組を行います。

1. 理工学部初年次学習支援センター

数学や物理など理工系基礎科目の学習が困難な初年次生に対して、上級生およびシニアアドバイザーが個別指導を行います。初年次生の基礎学力を、専門分野の学習に必要なレベルにまで引き上げることを目的としています。

2. フレッシャーズ・ステップアップ・サポート

教員と学生アシスタントがペアとなって初年次生向けのクラス会を開催し、学習が困難な初年次生に対し、適切な指導を行うことで、初年次生がスムーズに大学での学習に移行できるようにサポートします。

3. 学習意欲向上プログラム

卒業生・就職内定者による連続セミナー、および上級生との懇談会を実施しながら、初年次生が大学での学習を通じて学ぶべきことを知り、自ら学習目標を立てられるようにサポートします。

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