11月1日(土)、理工学部開設20周年記念イベントの最後を飾る講演会が開催されました。「水素エネルギー社会の夢」のタイトルのもと、近年新エネルギーとして注目されている水素エネルギーについて、我が国の第一人者でもある福田健三先生（エネルギー総合工学研究所研究顧問)と最先端技術を研究されている堂免一成先生（東京大学大学院工学系研究科教授）にご講演をいただきました。

講演は現在水素エネルギーが求められている背景や技術開発の現状を国内外の事例を上げて、分かりやすく説明して頂くとともに、今後水素エネルギーシステムが更に構築されることへの期待と可能性についてもご講演頂きました。また地球環境に対する私達の取り組みを再度考えさせられる内容でもありました。

福田先生

堂免先生

なお講演会終了後には岩谷瓦斯株式会社様の協力を得て、今、話題の燃料電池自動車『トヨタ　新型FCHV』と『マツダ　RX-8ハイドロジェンRE』の試乗会（同乗走行）ならびにパネル展示を実施しました。試乗会（同乗走行）には長蛇の列が出来、燃料電池自動車の走行音の静けさに多くの参加者から驚きの声が上がっておりました。当日は天気にも恵まれ講演会・試乗会とも盛会のうち終了いたしました。多数のご来場ありがとうございました。

以上