理工学部開設20周年記念講演会II(11/1)を開催(申込不要・入場無料)
地球温暖化に関連して、近年、新エネルギーとして注目されている水素エネルギーについて、我が国の第一人者でもある福田健三氏と最先端技術を研究されている堂免一成先生にご講演頂く予定です。
また、岩谷瓦斯様のご協力を得て、今、話題の燃料電池自動車(トヨタ 新型FCHVとマツダ RX-8ハイドロジェンRE)の試乗会も実施いたします。
皆様方のたくさんのご参加をお待ちしております。
記
日時 | 2008年11月1日(土) 13:00〜15:00(試乗会は講演会後) |
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講演テーマ | 「水素エネルギー社会の夢」 〜水素エネルギー技術開発はどこまで進んだのか〜 〜光と水で水素をつくる〜 |
講師 | 福田健三氏(エネルギー総合工学研究所研究顧問) 堂免一成氏(東京大学大学院工学系研究科教授) |
会場 | 瀬田学舎1号館107教室 |
講演概要 | 地球温暖化問題と化石燃料資源枯渇問題を背景として、 水素エネルギーシステムへの期待が高まっています。講演では、世界の水素エネルギー技術開発の現状を紹介頂き、あわせて将来の水素エネルギーシステム構築の夢をお話し頂きます。 また、太陽のエネルギーを使って水を分解し大量の水素を得ることができれば、人類は再生可能でかつ二酸化炭素の排出を伴わないクリーンなエネルギーシステムを手にすることができます。 そのような人工光合成型の反応を目的とした光触媒の開発の現状と展望についてもお話し頂きます。 |

- 福田健三氏略歴
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1967年3月 東京大学大学院理学系化学修士課程修了 1967年4月 東京工業試験所(化学技術研究所、物質工学工業技術研究所を経て、現産業技術総合研究所)入所、同所において、エネルギー化学部長、無機材料部長を歴任 1977年4月〜1978年12月 カナダ・カールトン大学招聘研究員 1993年5月〜1997年4月 横浜国立大学工学部客員教授 1994年4月 物質工学工業技術研究所退職
(財)エネルギー総合工学研究所入所、現在に至る1972年12月 理学博士(東京大学)

- 堂免一成氏略歴
1982年3月 東京大学理学系大学院化学専門博士課程修了 1982年4月 東京工業大学資源化学研究所助手、助教授、1996年から教授 1985年4月〜1986年9月 IBMアルマデン研究所 客員研究員 2004年3月 東京大学大学院工学系研究科(化学システム工学専攻)教授 1982年3月 理学博士(東京大学)
【交通アクセス】
JR「瀬田」駅下車、バス約8分
【お問合せ先】
理工学部教務課:電話077-543-7730
※電話受付け時間:9:00〜17:30(月〜金曜日)