少人数のチームに分かれてWebゲーム開発の課題に取り組みます。課題を通じて、Webアプリケーションの仕組み、開発方法を学習します。特に、ゲーム画面の提示に関わるインタフェース部門、ゲームのコアに関わるロジック部門、ゲームデータを管理するデータ部門の3つの部門に分けます。各部門の役割分担を明確にし、メンバ間の連携を密にとりながら1つのゲームを開発します。最後に、ゲームコンテストを実施し、みんなにゲームをプレイしてもらいフィードバックをもらいます。
橋口研究室では、バーチャルリアリティに関する研究を行っています。この技術は、CGや動画像で作られたパソコン上の空間をまるで現実のように体験できます。自分が再現したい空間を自由につくりだし、ヒトに体験してもらえることがこの研究分野で一番の醍醐味です。たくさんのヒトに体験してもらうと、なかには思ってもみない反応があります。その反応を見逃さずに“独自の錯覚”としてその発生メカニズムを分析していくことは、私がこの研究分野で一番面白いと感じているところです。そこで、私たちはコンテンツを多くの方に体験してもらうため、学内ではオープンキャンパスや学園祭においても積極的に展示を行っています。また学外でも関連学会でデモ展示を行うことで、専門家からの意見を聴取し、技術の向上をめざしています。