松室尭之(まつむろたかゆき)

松室尭之

助教|博士(工学)|京都大・院・工

専門分野
マイクロ波工学、アンテナ工学
研究課題(長期)
宇宙太陽発電システムの要素技術開発
研究課題(短期)
マイクロ波送電システムの地上応用技術開発

研究テーマ:マイクロ波電力伝送に関する研究

電磁波(マイクロ波)を用いたワイヤレス技術は、これまでラジオやテレビなどの放送技術や携帯電話や無線LANなどの通信技術として発展してきましたが、近年新たな応用先として電力伝送が注目され始めています。本研究室では、ワイヤレス電力伝送技術の各方式の中でも、マイクロ波電力伝送に関する研究に取り組みます。
マイクロ波電力伝送は、宇宙空間の太陽光発電所(宇宙太陽発電所)から地上にエネルギーを伝送する手段として研究が進められています。一方で、信頼性の高いシステムの実現には、地上におけるマイクロ波送電システムの実用化を通じて商業ベースでデバイスを改良していくことが重要です。有力な応用例として、洋上に設置された風力発電所から沿岸までエネルギーを伝送する手段として用いることが考えられます。本研究室では持続可能な社会の実現に向けて、自然エネルギーの利用拡大を促進するマイクロ波電力伝送の早期実用化・低コスト化に資する技術の開発を進めます。
また、近年の発達した情報社会における通信端末の圧倒的な増加を背景に、マイクロ波電力伝送はバッテリーレスなネットワークを実現するユビキタス電力源として注目を集めています。ユビキタス電力源は、社会インフラの老朽化監視システムなど様々なセンサーネットワークへの応用だけでなく災害時における非常用電源としての利用が期待されます。本研究室では、ユビキタス電力源のための高次モード球面波を用いた革新的小型受電アンテナや情報通信と電力伝送の共存に関する検討を行います。

マイクロ波による自然エネルギー輸送

マイクロ波による自然エネルギー輸送

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