齊藤 光徳(さいとう みつのり)

齊藤 光徳

教授|工学博士|京都大・理

専門分野
光材料、計測工学
研究課題(長期)
光や超音波の利用法に関する研究
研究課題(短期)
機能性材料や計測法の開発

研究テーマ:光や超音波に関する材料・デバイスの開発

光や超音波を用いて様々な装置や計測法を開発すること、またそれに必要な新しい材料を開発することが研究テーマです。例えば、蛍光色素を分散させた光ファイバでは、広い側面から取り入れた光エネルギーを小さな端面に集めて照明する装置、様々な色で発光するレーザ、一方向にだけ光信号を通すデバイスなどを開発してきました。また、明るいうちに光エネルギーをため込み暗闇で無電力発光する蓄光材料では、従来の緑や青に加え赤や黄色を新たに開発してフルカラー発光を実現したり、部屋の明るさによって画像が変化する二重絵画を作製したりしました。このほか、赤外線や紫外線などの見えない光を見えるようにする装置、光を照射すると赤や青に変色するポリマー、光信号が自分で自分の行先を決める自己制御デバイスなども作製しています。瞬間的にメガワット級のレーザパルスを発振する装置では、半導体の表面にナノメートルサイズの三角形の穴を自己形成させることもでき、太陽電池や赤外線デバイスの高効率化に利用することを考えています。超音波を用いた研究では、微生物を非接触で捕捉したり移動させたりする技術を開発し、光合成が微生物の運動能力に与える影響などを調べました。最近力を入れているのは、生物を真似て新陳代謝を行う材料の開発です。壊れた物を使い捨てにするのではなく、古い分子を新しい分子で自動的に置き換えることで素材や装置を長持ちさせることを研究しています。
このように、紫外から赤外の広い波長域にわたる光をはじめ、電磁波や超音波も取り入れ、ガラス・セラミック・半導体・金属・ポリマー・液晶など様々な素材を用いた研究を、学生たちや企業の方に支えられながら推進しています。

レーザ発振する蛍光ファイバ

レーザ発振する蛍光ファイバ

無電力のフルカラー発光

無電力のフルカラー発光

自由に泳ぎ回るミドリムシ(上)の超音波によるトラップ(下)

自由に泳ぎ回るミドリムシ(上)の超音波によるトラップ(下)

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