兵藤 憲吾(ひょうどう けんご)

兵藤 憲吾

助教|博士(工学)|名古屋工業大学大学院工学研究科 ドイツ・マックスプランク石炭研究所

専門分野
有機合成化学,不斉合成,触媒
研究課題(長期)
触媒を基軸とした有機合成法の開発
研究課題(短期)
酵素模倣型反応法の開発,光学活性ニトリルの不斉合成

研究テーマ:医農薬品合成につながる新規触媒反応の開発

医薬品は,人々の健康生活を保つためには,必須であるだけでなく,病で苦しむ患者様に安らぎを与え,時には命をも救うことが出来る,社会貢献性が極めて高い物質である。そして,その医薬品の中でも合成医薬品の存在感は大きく,例えば2013 年アメリカで処方された医薬品売上上位10 品目の内7 製品が合成医薬品であることからも読み取ることができる。現在,この合成医薬品を創る上では,有機合成化学の技術が必要不可欠かつ強力なツールとなり,これらの薬の種・原型を創り出している。
私は,触媒反応を中心とする有機合成化学を基盤とした新たな合成手法の提案や,その合成を可能とする新規触媒の開発,従来法では合成が困難な新規化合物の創出を目指している。具体的には,人や環境にやさしく,持続可能社会の実現に向けて,自然界で起きている化学反応を参考にすべき例と捉え,酵素反応に着目した反応開発を行っている。また,従来の合成法では,合成が困難な光学活性ニトリル化合物の触媒的不斉合成に着目し,新規化合物の創成による新たなキラルビルディングブロックや医薬品候補化合物の合成展開を行っている。そして,これらの研究成果によってプロセスケミストリーや創薬化学への貢献を目指している本研究内容に御関心・ 御興味等頂けましたら,是非龍谷大学瀬田キャンパスを御訪問下さい。最後までお読み頂きありがとうございました。

不斉シアノメチル化反応及びその展開例

不斉シアノメチル化反応及びその展開例

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